……君の目はその頃の私によく似ている。
……弱きままであることに甘えた、ぬるま湯に生きる者達を憎み、ただ力を求める目だ。
[自分の解釈を述べてから、提案を一つ]
私は君を、結構買っている。うまくすれば一端の将になれるのではないか、くらいにはね。
もし、もしも、だ。
君が我軍において、ギィ様から一目置かれる、そのくらいの存在になれば。
「儀式の間」の管理を、君に任せる日が来るかもしれないね。
[エトヴァルトの表情の変化を確認しつつ、ゆっくりと告げた]
もしそうなったら、私からギィ様に進言する。
その日が来ることを願っているよ。
[表情は真剣そのもの。嘘を言って意識付けをしたい、と取るには、その表情はあまりに真剣だった**]