[とはいえ、険が覗くのも僅かな時間。一つ息を吐いて一礼する頃には、表情はいつもの如く穏やかなものを保っていた] おや、お茶の時間でしたか。 それなら、何かお菓子を準備してからくるべきでしたね。[用意された紅茶に、軽い口調で言いながら空いている席に腰を下ろす。同居猫は大人しく、その足元に蹲った。*]