(……あ!ねえねえ、月光! あそこに私と同じくらいの背の女の子が居る!) 『え、何処……?』[そう、月光がその人物を探している最中にも拘らずこの少女、その女の子へ向かってダッシュで駆け寄り、そして急ブレーキ。] こんにちはー! 貴方も、船の旅行に当選したの?私もなんだ![海面を眺めている女の子にそう、元気よくご挨拶>>163挨拶は元気な方がいいって昔言われたから今でもそうしているけれど。五月蝿いのが苦手な人だったら申し訳ない、なんて考えて。]