ようこそ。 歓迎します、我が主。 ――私も、貴方の声を聴けて、嬉しく思います。[視線下げたままあれば彼の左踵より蔓伸びるのが見えるけれど差異を知っても当人に対すると同じ態で扉から身を引き野茨公を室内に招くように広げた片手の指先を奥に向けた。]