―特別室―(・・・浅い、か。)[手に感じた感覚>>166は、予想より軽いもの。今この時は、自分の体重が恨めしい。もっと重さがあれば、多少軽くても無理やり巻き込めたろうから。そんな事を重いながら、床を数度蹴って足を止め・・・](音が止んだら場所がばれる・・・だったらっ!)[その場で床を蹴ってから、小ジェムを2個離れた床に投げつける。・・・足音が隠せ無いなら、別の音で誤魔化してしまえば良い。音を聞いても、其方を見なければ何が音を立てたかなんて分からないのだから。]