僕はゲルトじゃない。だから、彼のようにはなれないだろう。[そっと肩に手をやり、引き寄せる。耳元で囁く。理性ではなく、本能で判断せよと。] けれども、彼の代わりに彼の分まで君を守る事はできる。 キザな事しかできない僕だが、最後の1人になっても君は死なせやしない。[カタリナを安心させるように。誘い込むように。甘い声で。妖しい声で。] 僕を信じて、教えておくれ。*