― 「水夜」上空 ―
[ 「蛟」を飛び立ち、最初に向かったのは、マリエッタの指揮する「水夜」 ]
あの親衛隊が、マリーに怪我なんざさせるわきゃねーけどな。
[ と、思っていたから、シロウのようには>>70案じはしなかったわけだが、そこは概ね予想の通り ]
『野郎ども!マリエッタ嬢のために、最高の海老料理を仕上げるぞーっ!!』
『オオーッ!!』
『触手野郎なんぞ、うちの女神に触れさせるかーっ!!』
『そうだそうだ!!あの触手野郎、マリエッタ嬢の美しさに血迷って湧いたに違いねえ、コロス!!』
『触手の分際で、俺らの女神に手を出そうとは、いい度胸だ!うらああああ!』
[ なんだか良く判らない勢いで轟々と乗員全員が一丸となって燃えているのが上空からもうんざりするくらい感じ取れた ]