人狼物語−薔薇の下国

263 修学旅行試験


美土代 絵里夫 エリオット

[従妹だから、という理由で隣を歩く事に抵抗は無い。
某兄弟程ではないものの、クラス一緒なのもあってマリエッタと一緒にいる時間は長い。
冷やかされて渋い顔をする事はあるが、自分の容姿が中性的で、ついでに性別も中性的なおかげで自分自身さほどの違和感を感じてなかった。
傍から見れば、保護されてるのはこちら側だというのも一因だ。

ただ違和感を感じない事や、それが当たり前と思うのは男としては変なのか。
そんな事を考えはじめると思考無限ループに入ってぐるぐるしてしまうのだが。

うだうだ考えながらも駅から電車にのって、二条までは人数少ないおかげでスムーズに進んだのだった。]

(194) 2014/10/19(Sun) 02:38:22

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