― 公国補給部隊:停留地 ―……っ、あれは、[銃弾を撃ち放つ刹那。同じく銃を向ける動きが見えた>>166こちらの動きも、向こうの動きも躊躇うことなく止まらない。銃声はほぼ同時。目指す姿は、白い煙の向こうに消えていく] ソマリ!?[一言。相手を確かめるように、押し殺した呼び声が上がる。声はどれほど響いたか、彼らへ届くかも知ることはなく]