ー 食べ物の誘惑合戦? ー
どうぞ遠慮な……はいいいい?!
[もう受け取ってもらえる雰囲気に思えたから
こっちもその気で焼きそばを渡そうとした。
したのに、『ダメええええ!!』なんて声を上げるもんだから、驚いて無駄に大声が出てしまう始末。
しかし、いったいどうしたというのか。
なぜ急に伸ばされていた手が引っ込められたのか。]
(もしや、別の割り箸がなかったからとか…!?)
[自分で買ってくる、もともと買うつもりだった、なんて彼女が言ったのもあって
至極真面目にそう考えるシスターもどき。
実際の理由が全然違うということも
そして今すごく素のままに接してしまっているのに女性で認識されていることにもまだ気付いていないのだ!>>177
更に、それらに気付く余裕を与えない次の一手。>>179]