[ 絡んだ視線の中に、
氷のような色が見えた気がしたけれど
はぐらかすような答えを返されれば>>186
存外曲者なのかもしれないと
訛りの強い声の持ち主を覚えるだけに留め置く。 ]
…ふふ。楽な方か。
それも絵を描く上では大切なことだね。
[ 楽に描けるという点であれば、
第一王子と第二王子、どちらか。
考えたこともなかったので
ふと、二人分の顔を思い出しながら
指先を舐める様子に美味しかったようで何よりと
笑みを口の端に浮かべて緩く微笑んだ。 ]