― しばらく前、白猫と ―
[ それはカレルに道を聞く前のことだった。 ]
ご無沙汰だったね。
勿論、この船に乗ったら君に会いに来るさ
なんたって、この船よりかわいい猫だからな、君は。
[ ころんと可愛い曲線美の最新式の宇宙船!と
派手な字体で書かれている"うぃきうぃき"を
これみよがしに手の中でひらひらと動かしながら ]
前に教えた鍋のベッドは試してみたかい
ぼかぁね、アレは猫に大ウケする自信があってね。
ぜひとも使ってみたなら感想を聞かせてくれ給え。
[ 以前、白猫に教えた"お鍋のベッド">>6の感想を聞いた。
見た目だけで言えばかなり物騒な寝床であるけれども
理論的に言えば鍋は猫の体にジャストフィットするはずだった。 ]