まったく良い子で、悪い子だ。[やはり童話の中の妖精と同じように意想外のことをいう。皆>>111。など、自分には真似できることなどないだろう] そんなユーリエにちょっとしたお呪いをかけようか。[撫でていた手を退けて、肩に置いて―――黒のガントレットが彼女の中に沈む。幽体の身の上で強くイメージをするのは造魔たる自分と造聖たる彼女を侵し混ぜること。この後があるならば、もう聖女に戻らぬように、その鎖を壊しつくさんとする思い。]