確かに任せたぞ。[ これ以上は時間の無駄だと判断する。 シュテルンが門を閉じる事を考えて居ればいいように、 テオドールは、シュテルンが馬鹿な気を起して門を破壊する前に、 首魁を倒す事だけ考えていればいい。 扉の隙間。 向こうからこじ開けられようとしている隙間に、 テオドールは飛び込んだ。 濃厚な闇がテオドールを包んだ。 ]