[愛機の起動時に、不思議な一体感を感じていたのはいつもの事。だが、今はその一体感がより一層強くなったような感触を受ける。それを齎しているのが何か、は、一連の説明で何となくわかっていた]……『Chronus Drive』。時の神の名を関するシステム、か。[その名づけと、自分の『力』の因果関係はしらない。自身がパイロットとして選出された事で、このシステムの組み込みが決まった事も。用い方次第では、それこそ単独で大破壊も可能な『力』を秘めている事も、今は知る由なく]