……我が魂より生じし刃……主が元へ飛べ。 彼の方の影にあり、全て見届けるために……![直後、右手に生じた月白色の光が天へと飛び立つ。それを見届けた後、影は己の内へと意識を向けた] ……我を構築するもの、全て影へと帰せ。 刻の果て、己が務めを果たすために![直後に紡がれるのは解放の呪。それが発動した直後──月白色の光が周囲に零れて、散った。**]