[ 剣士であったなら、護るべきは自艦であり、またシロウのように、守護すべき唯一の主を持つなら、それを最優先にしただろう ][ だが、水軍の守護竜と騎竜師であるヤクモとディークは、水軍全体を護るものだと、そう自分に課していた ][ それが、親からも勘当されたきりの自分を受け入れてくれたカガチ家当主の意にも応える道だと信じて ]