―回想・船内―[氷の入ったボールと、水筒を持って廊下をかけている。その途中、追いかけてきたのだろう。一人の兵士に声をかけられる]「急げ。もうすぐ最後の船が出るぞ」あ…あの、私…残ってお手伝いするようにと言われたのです。これを届ける先の人たちも、何かやる事があると聞いたのですけど……。「怪我人がか」私もよく解らないのですけど、そうみたいですよ?だから、行ってください。「わかった」