人狼物語−薔薇の下国

540 黒狼幻燈 ―銀星平原裂魔行―


黒焔狼 ヴェルナー

……って、こら。

[遠吠えの後、にじみ出るように姿を現したもの――漆黒の狼の群れに、低い声が漏れた]

中てられて暴走した挙句、分裂してる、ってのはどういうこった。

[ここを護っていたのは魔精霊の眷属である黒狼が一体。
だったはずなのに、数が増えている。
しかも、周囲を囲む個体一つ一つから、門の鍵の気配がする]

まぁた……面倒な事を。

[ち、と舌打ち一つ。
それから、守護者は調査隊の面々を見回して]

(193) 2020/09/20(Sun) 01:17:17

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