はい、只今。[扉を開けると、北の白狼騎士団の指揮官たる彼女がいた。>>182]…これは珍しい方だ。まさか貴女だとは。[彼女が王宮へ来ることなど滅多にない上に、私の所は尋ねる理由もあまり検討が付かない。しかし、彼女を突き返すような理由も当然なく。むしろリヒャルトとの関係もあり、友好的な態度を取っただろう。]ご用件は?宜しければ、こちらでゆっくり話しましょう。[来客用の椅子へと彼女を誘導すれば、紅茶でも出しただろうか。*]