[ マーティンの名を出した途端に足を止めたディークの姿に>>181この男の本質は変わっていない、と改めて感じる。一度関わった相手、心にかけた相手を、簡単に切り捨てられる男ではないのだ ]ああ、久しぶりだ。ディーク...会えて嬉しいよ。[ 手を剣の柄にかけ、けれど抜き放ちはしないまま、男は一歩、元学友に近付こうとする。すると同じだけ、相手も後退して、その距離は縮まらない。>>184それでも男は懐かしさを隠さぬ笑みを浮かべた ]