― 『世界軸』上層・影の広間 ―
せっかく走れるんだもん、動かなきゃ損じゃないか!
[確信込めて返された言葉>>185に、力いっぱい言い返す。
猫の気質を案じられているとは知らぬがなんとやら。
走るどころか歩く事すらできなかった頃の反動は、立ち止まるを良しとしない気質となって今に至る。
走る道を創る、という宣。
空色がきょとり、としたのはほんの短い刹那の事]
……なら、その道、走らせてもらおーじゃないか。
[旋回する槍が雲を切り裂き、散らす。
その様に零れた呟きは、自身の立てた銃声にかき消され]