「ほら、触れる。」[そんな言葉と共に自分がそうでない証明をする男が触れたのは潔癖症と伝えたはずのリヒャルトで、声にならない悲鳴が漏れる。] 〜〜〜〜〜っ!!? だから、勝手に触れるな![直接肌と肌が触れると気分が悪くなるのだがその時は何も起こらず]「平気じゃないか。」[と笑った同じ色の眸の男。養子に出されたリヒャルトの血の繋がる兄だったと知ったのは似たような偶然がもう一度起きた時の事だった。]―回想 /了 ―