人狼物語−薔薇の下国

144 クルースニク、襲来!


聖将軍 ソマリ

[脇を抜けても後ろから斬りかからなかったのは、
同士が抱く清廉なる騎士道からではない。
狡猾な男の打算であり、彼女を喪う危険を回避したが故だ。]

 ―――御心のままに。ユーリエ。

[ほんの一時、彼女の表情に年相応のものを見た。>>188
だが、彼女と己は持つ者。聖の名を背負う間柄。

彼女の声に、子供を愛でるように頭を撫でるべき手は持たない。
今は、眼前の魔に向かう志を重ね、
剣に意識を添わせて銀の魔物を見た。]

 このレディを誘われては困るんだ。
 聖女への不埒は手討ちと捨てさせて貰う。

(193) 2014/02/19(Wed) 22:30:06

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