人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


共和国大使補佐 シメオン

[伝令が走り去るのを見遣ってからシメオンは口を開く]

俺達は別たれたどちらかを選ぶということはしない。
俺達が選ぶのはナミュール全体の味方であることだ。

それに、恩を売って開国を迫ったところで、納得の行く開国にはならないだろ。
それじゃあ意味が無い。


……ブラバンド北部で起きた解放軍と王府軍の戦い。
王府軍を率いた司令官は巫女姫だ。
彼女自身が戦うことを選び、軍を率いた。

それでも、アンタは戦っている相手は巫女姫じゃないと言えるか?

[突き放すような言葉は強固な壁。
彼の意志の強さの現われ。
向ける言葉は綻びすら作れないかもしれない。
それでも、諦めるという選択肢は無い]

(192) 2015/03/17(Tue) 20:08:58

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