―保健室― ……無事で居てくれよ。 何かあったら、呼べ。 直ぐ来るから。[白水を保健室のベッドへと寝かせた俺は、そう言い聞かせ。傍を離れる。今別れるのは危険かもしれないが、同じくらい不安な案件がもう一つ。 同時にあるものだから。ゆらり、ゆらり。 身体を揺らしてその場を後にした。*]