……リエちゃん、そういうこと言われると凄くどきどきする……、なんだか、本当に女の子になっちゃったみたいな、そんな気持ちになるし……。[身体は確かに女性だけど、中身まで変わったつもりは自分にはなくて、けれど、掠める唇に、肌に触れる温度に、言葉にわずかに滲む熱に、確かに今まで見ることなかった彼の姿をみている]……リエちゃん、好きだよ。[言葉は幼い頃よりは、少し不純な気がした。だってこんなに触れて欲しいなんて、思ったことはなかったから*]