― 隠れ里 ―[次の作戦に備え、英気を養うようにと。 準備の動きの外にあるリヒャルト>>185が、誰かを探していることには気が付いていた。 自分もやはりその人物のことは気掛かりで、明言はしないながらも時折意識に上ったりはしたのだけれど][だから直接にか意識の端でか、その声>>186を聞いた時は、自分も慌てて里の入り口辺りへ向かうこととなる] 先生……![安堵の思いと共にそう呼びつつ、声を詰まらせる。 リヒャルトへの説教>>190も聞こえてきて、少しばかりの苦笑も滲んだけれど]