――ラウンジ→医務室>>1:#17
[肉まんを食べ過ぎたせいだろうか。痛みを覚えて医務室を訪れた]
あの……すみません。ちょっとお腹が痛くて
[出迎えたのは銀色長髪の医師。ひどく信用のならない風体だと警戒。それでも立て板に水とばかりに述べられる口上にいつの間にか気を許してしまっただろうか]
[問診で脇のあたりが痛むと言えば、医師は片腹痛いな!と鼻を鳴らしたかもしれない。
これでも医師だからな。占い師や霊能者の真似事以外もやるよ。
週末の話だ。私は街に薬を買いに出掛けてきた。
手持ちの在庫が切れていたものでね。この村では流行り病を不安に思うことはないが、念の為だ。その時に馴染みの薬屋に勧められたのがこの万能薬だ。こんなものがあっては商売あがったりだから私が買い占めてやった――
そんな言葉と共に差し出されたのは3(3x1)