[クレステッドが到着した時には>>175、
決死隊の合流経路に何人もの遺体が地を這っていた。
剣を持つ数人のEたちに紛れて、この男の姿もあった
困ったような、疲れ果てたような曖昧さの残る笑みを浮かべて見返し]
………クレス、ごめんね?
[呆然とした相で此方を見る銀髪に、短い謝罪を。
ブーツの底には、ぐちゃりとした感触。
誰のものともつかぬ溢れた大腸から足を上げて歩を進める。
白い軍服は返り血に浴び、まるで初めから赤のそれを纏っていたような]
悪いことは言わない、―― 諦めた方がいいと思うよ
[彼に関与がある事を隠すべく、通り過ぎさまに小声で。
これは二度目の忠告だ、 三度目は多分、ないのだろう。]