人狼物語−薔薇の下国

489 グラムワーグ・サーガ4


告死の影翼 シメオン

― 宇宙船の傍 ―

 おやおや。
 『わからない』ではなく、『わかりたくない』んじゃないか?

 ……理解してしまえば、己が非を否定する事が出来なくなる。
 自己正当化ができなくなる事を、きみたちは畏れる傾向にあるからねぇ。

[子供じみた物言い>>187に、く、と低い笑みが零れる。
微か届いた言の葉に、真紅が瞬くは一刹那]

 ……まあ、知らぬというならば、それでもいいさ。
 だが、我らはきみたちがこの地に満ちるより先に、天に在った。
 それは変わらぬ事実だ。
 古い物語とやらにも、俺たちは語られているのだろう?

 それでもなお、知らぬを盾に拒むというならば、無知の罪を問う……というのは、まあ。

 俺の仕事じゃないんで、他に任せるとするが。

[その辺りはどうでもいい、と言わんばかりに軽く言い放ち]

(192) 2017/11/01(Wed) 23:07:22

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