人狼物語−薔薇の下国

477 【R18完RP村】暁天はかく語りき、


【3】rāst-dorūsh ソマリ

[後日、時折会うようになった青年くらいの彼は、異国の話をよく聞きたがった。

鷹匠だと名乗って、色々な国を移動していると言っただけでこの様子だったから、相当他所の国を知りたかったのだろうなとは想像がついた。]

  …まあ、そうだけども。
  俺が見聞きしただけのものだぞ…。
  何処ぞの御坊ちゃまみたいな事を…。

[「きっと国内だけで商いでもしているのだろう」、と結論付けて、それ以上は言わず話に入ってしまったが。
くるくると表情が変わる様子は、ある意味新鮮な反応だったから、話していて楽しくもあった。>>156
いつか、転々としていた筈の俺は、あっさりと数年を此処で過ごす結果になったが、それはそれで悪くないとも思った。

風が強く、林の多い山岳帯の。
…故郷の話も、まるで他の国と変わりなく話したりする程には、反応を愉しんでいたと思う。]

(192) 2017/04/19(Wed) 02:18:25

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