……はい、ありがとうございます。
申し訳ございません。
[少尉と別れて>>185船内へと向かう。
咄嗟にああは言ったが、本当に酔っていた訳でもない。
嘘を吐いた罪悪感が焦りを助長させていた。
途中、バルタザール二尉>>123の近くを通れば、
一度立ち止まりぴっ! と敬礼をする。
実際に彼を目にするのは今日が初めてだった。
分厚い資料の束に目を通す彼の表情は気難しそうに映って
邪魔をしないようにと簡単な挨拶に留める。
ふるふると小さく頭を振って、よしっ、と握りこぶしふたつ。
気持ちを切り替え、見回りとして通路を歩いていればユーリエ>>175とすれ違うだろうか。敬礼をして、要望か何かがあれば伺うだろう*]