人狼物語−薔薇の下国

5 Chant 〜あなたと出会い生をうけ〜 SIDE:A


科学教官 カサンドラ

[>>184
 そういえば、ノトカーの笑顔を近くで見るのは初めてのような気がする。

 そもそも、これだけ言葉を交わすことも。
 今まで果たしてあっただろうか]

 うん、楽しみにしている。
 おばさんのシチューは美味しいからなあ。

[この言葉には嘘はない。
 実際、前に訪問した時に――ラムスドルフ家では、自らの去就を告げれば、同じことを奥さんに言われた]

 ごめんね、……ありがとう。

[そして同じことをやはり、ラムスドルフ氏にも言われた。
 子は黙ってても親に似る。その通りだった。

 でも知っている。ノトカーはまだ子供で、勉強も青春もまだまだこれからだって。自分の存在が足を引っ張ってはいけないのだ。彼は彼の幸せが――あのうちにはあるのだから]

(191) 2013/06/01(Sat) 09:29:11 (oyama)

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