セイン…ありがと。『知らないわよ、馬鹿っ!』[風の妖精の結界に運ばれて世界樹の枝に降ろされると、炎に近付きすぎて煤まみれの顔でウェルシュは笑った]きっと来てくれると思ったんだ…『甘えてるんじゃないわよ、ばかばかっ!』あはは…うん、馬鹿だけど…[ふう、と意識が遠くなるのを感じる]…きっと、星司、も…『ウェル?...やだ、ちょっとウェル?!』