[前に出る“分身”とは逆にすっと後方に下がろうとする。ひとまず様子見に徹する構え。ある程度消耗させなければ、いかに腕の力を強化して杖で殴っても、キアラには通じないだろうと踏んでのこと。結局のところミリアムが操る水では誰かを直接傷つけることはできない。だから“分身”にだって直接攻撃をする力はない。それでもこれが己の力だ。生まれ持ち、これまでに磨きあげてきた*]