……あれは……門?[平原に、石造りの門が建っている。その左右には白い霧が壁のように立ち込め、先は見えない]兄、あれは……?あれが、神域への入り口……ですか?[立ち入るには、王の許しがいる、という場所。とはいえ、自身もここに来たのは初めてで。視線と疑問が自然、黒衣へと向いた。*]