─ 村中 ─ [ 途中の村人にまたも見境なく「人狼」の話をして 嫌がられたりしながら>>187 広場の辺りまで来た。 こつんこつんと杖をついてゆっくり歩いていたが、 それでもこの寒さでは身にこたえて ] ……よっこいしょっと。[ 手近な切り株に腰を下ろすが、足元からじわじわと寒さが浸みてくるようだ。 ] わしの若いころに、近くの村であったんじゃあ。 生き物が、生きたまま凍るなんて、なんと恐ろしいことじゃろう。 そして、そしてあの魔物が……、 それにしても、飯はまだかのお。