ああ……。そうだな。
[楽しそうな顔でカレルをじっと見つめる。>>184
何故だろう。
練武場には自身の一番の遊び相手がいるのだから
まめに通っていたのに、
とうとうカレルとは一度も手合わせをしなかった――
なんて記憶を振り返りながら]
しかし、カレル。
してみたかったです、ということはもう諦めたということか?
軍人たるもの諦めが良すぎるのも問題だな。
卒業パーティーが終わったらすぐに追い出されるわけじゃない。
まだ……機会はあるんだぞ?
ああ。格好いいも、おめでとうも、ありがとう。
[果たしてカレルはどうでるだろうか。]