――気をつけても、抗体がなければ何れ私達は しんじゃうのにね[弾いた緑の豆、ころころテーブルの下に落ちて転がる。まるで命が落ちる音みたいそういえば伝え忘れたなぁ、森への道、見つけた民家の事ゆるりと若葉を細めればそう考えつつ、未だ帰らぬ数名を、窓の外の闇を見つつ思った]