サシャ、ゲルトのことが気に掛かるのだ。気になって気になって、占希望に挙げてしまうくらいなのだ。水色の瞳で見つめられると、なんか胸が苦しくなるのだ。母上に相談しようと思ったけど、いないので、父上に相談したら、酒を呷り始めたのだ。――困ったのだ。