………互いを知らぬことが溝を作ったままであることは理解している。私が貴女と話すことで見えるものもあり、『個』と言う間柄では溝を埋めることも出来よう。…だが。貴女の提案は『国』が関わるもの。『個』での溝とは比べ物にならない亀裂がある。少なくとも、現段階で可能な方法とは、私には到底思えない。[紡ぐのは否定の言葉]