…………えぇいっ!![助走をつけ、手摺も踏み台にするように蹴った。少年の身体が海の上を舞う。どさり、向こう側のベランダへ身体が落ちる。勢い余り、そのまま窓の前へと転がり。白枝はこちらに気づいただろうか?もしも即座に攻撃されるなら、迎撃の準備など出来ているはずもない為、まともに氷槍を浴びることになるだろう**] ― →北東ベランダへ ―