― 湖畔 ―
[師の語る信条>>183をじっと聞いている。
生きながら朽ちるという状態に思う所はあるが、変に反応をせず済んだのはここでの出会いを経てのことだろう]
何というか。
……師も10年前はそこそこ若かったと思うのですけど、変わっていないのはすごいですね。
[自分の歳と比較すれば随分と達観していたような。
と、正確な年齢は知らないのだが思っていた]
[義理人情の辺りはかつても聞いたことのあるくだりだったか。
師の持論は理解しつつ、少しだけ苦笑して]
いつかはそうなるものかもしれませんけど。
何年も先のことを考えていられない時もありますよね。
[何を想定しての話かは言わぬままそう呟いた*]