[やはり疲れていたのだろう、暫く座っている内に意識はまどろみの中に沈んでいって
誰か>>145がどこか遠くで何かを言っている気がしても、身体は中々動かなかった]
……。
[重婚をどう思うか>>179その呟きは何故だかちゃんと聞こえた
神父の目はゆっくり開き、隣のタチアナを見る]
……それで貴女は幸せになれますか?
あの人との結婚を回避すれば、幸せなんでしょうか?
[それは不幸から逃げ切れただけのこと、幸福ではないと神父は考えた。
想い想われその結果の重婚ならば、当人達の自由であろう。
しかしそれは、ただ回避する為のものならば"愛の無い婚姻"という点のみ見れば、アーヴァインとというのと変わりが無い。]