─ 湖畔 ─[イェンスとお互いの話を、とは言ったものの。神魔の領域で、私たちと同じように試練に挑みに来た人達のことも、気にはなっていて] イェンスくん、あのね 私、お礼とか、報告とか 言いに行きたい。[そう言い出した私に、イェンスくんはどんな顔をしたか。一緒に来てくれたかもしれないし、行ってこいと送り出してくれたかもしれないけれど、止められることは無いだろう]