くっ……![ダークエルフも見事なもの。あちらも矢は複数放っており、心臓を狙っていたか矢は男の左半身を中心に駆け抜けた。あるものは肩を、あるものは腕を、あるものは足を。けれどどれも男が右半身になっていたために胸には届かず、それぞれを掠めるに留まる。肩に至っては石化したままであるため、矢を弾く結果となっていた] …全く、本当にダークエルフは厄介だね。[自らが手を下した宿敵を思い出しながら呟く]