[しれっと入ってきたイングリッドにも顔色一つ変えずに。]旧友同士の身内あるある話楽しいか〜?こいつの家族は俺の家族も同然だし。あ。リッドちゃんも、ガートちゃんとこいつ似合うと思わないか?[この点に置いては、イングリッドと同調するのではないか。期待を込めてイングリッドに問い掛ける。傾けていたグラスは既にテーブルの上で、またワインをラッパ呑み――当然ながら、グラスは空だった。]