[動かなくなったペーターを仰向けに寝かせると、胸の血が床や絨毯に落ちないようタオルを置く。流石に血を止める効果はない。
膝をつくヤコブ>>185にもタオルを投げ、静かに声をかけた。]
あとのことは俺に任せろ。お前は風呂に入ってこい。
[何故それほど震えているかは敢えて問わない。
慣れないなと自嘲気味な笑い>>187を聞いても、自分が代わりにやった方が良かったか?とも言わなかった。ペーターを疑ったことも、手を下したことも、ヤコブ本人がやると決めたからには、自分が口を出すべきではないと思っている。]
殺人なんて、慣れないくらいでちょうどいい。ためらいがなくなったらお仕舞いだ。
[ただ一言、ぼそりと呟いた。]