[ゾフィヤ准尉がバルタザール二尉と共に戻ってくれば、ユーリエの傍から離れて中尉が診やすいよう場所を譲る。
応急処置に問題は無かったようで>>171、ほっと胸を撫で下ろした。しかし、安心しても居られない。
中尉の表情や声音が、そう物語っている。]
小さな怪我でも油断禁物、ですよっ!
[上がる悲鳴>>179に常より少しだけ厳しい口調で。
消毒した傷口にガーゼをあてて、テープで固定をしておいた。
ローレルから今日の話>>179を聞けば思わず眉間に皺を寄せる。]
自分も旧炭鉱まで見に行きました……
けど、その時には瓦礫で入口がふさがっていて。
あの中に居たのですか……?
[息を飲んで、……吐き出した。]
本当に、こうして戻られて、よかった、です。